二人目不妊は続発性不妊の一種

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不妊症には、原発性不妊と続発性不妊と言われるものがあるのをご存知でしょうか。

まず、原発性不妊というのは、今までに一度も妊娠した経験がない不妊の事を指します。

一人目不妊で治療を開始する方の多くは原発性不妊という事になりますね。

但し、出産暦がない＝原発性不妊ではなく、妊娠暦が無い＝原発性不妊ですので、たとえ流産してしまったとしても、妊娠した事があれば、原発性不妊ではなくなります。

流産暦も含め、一度でも妊娠をした経験があるのであれば、それは続発性不妊に分類されます。

つまり、二人目不妊は、一人出産しており、妊娠の経験がありますので、続発性不妊の一種という事になりますね。

時々インターネットの不妊情報サイトを見ていると、続発性不妊のことを二人目不妊と言うとされる記述を見かけます。

しかし、医学的に正確に言うと、二人目不妊だけが続発性不妊というわけではありません。

一人目不妊でも過去に流産暦があればそれは続発性不妊となるのです。

二人目不妊も含む続発性不妊は、妊娠した経験があるので、一見特に重大な問題は無いように感じてしまいますよね。

しかし、１度目の妊娠の際に卵管が癒着してしまっているなど、そのままでは妊娠できないケースが隠れている事もあります。



ですから、一度妊娠した事があるから、絶対に妊娠できると安心できるものではないのです。

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