性交しなければ、当然自然妊娠は不可能ですから、性交の回数が少ないことは不妊の理由にはならないと思っている方も多いと思います。
正直、私も以前は無知だったのでそう思っていました。
しかし、性交の回数が少ないことも、れっきとした不妊の原因の一つだそうです。
特に二人目不妊の方は、性交の回数が少なくなってしまう傾向にあります。
出産後はしばらく、そのような気分になれないのは普通のことですよね。
たとえ1年経ち、お子さんが卒乳したとしてもまだまだ手がかかります。
育児で疲れていますし、お子さんが夜泣いてしまったり、一緒じゃないと眠れないなどなど、なかなか安心して(?)夫婦生活を営める状況にはなりません。
二人目を希望しているのに、肝心の子作りがなかなか出来ないというのはよくある事なのです。
実際私たち夫婦も、産後、性交の回数は激減しました。
産後初めて夫婦生活を営んだのは産後6ヶ月頃で、その後またしばらく何もなく、娘が卒乳した産後1年頃から二人目の子作りを再開したものの、排卵期に1回と、それ以外には月1回くらいです。
排卵日に性交する事ができれば妊娠できるのだから良いではないかと思われるかもしれませんが、排卵日をめがけて1回の性交よりも、排卵日前後に何回か性交した方が妊娠率は高い事がわかっています。
もちろん、排卵日に性交すればたとえ1回でも妊娠できないわけではありません。
しかし、その日にちょうどお子さんが機嫌よく寝ていてくれるかは神のみぞ知る、ですよね。
二人目の子作りは、なかなか頻繁に性交する事が難しいですから、当然妊娠しにくい環境とも言えます。
どうしても性交すること自体が困難であれば、AIHなどの方法で不妊治療を行うこともできますので、病院に相談してみると良いでしょう。
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